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Last Update : 07/1/27 |
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せっかくだから脾経(消化器系)のお勉強を……
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とりあえず暇な人に…… |
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「脾経の仕事ですが、ちょっと難しくいうと「運化・昇清・統血を主る」ということです。 |
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(鍼灸学校時代の教科書より)
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何かの暗号みたいですね。 |
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運化作用とは…… |
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口から入った食べ物を消化して、全身に送り出す源を作り、運ぶ作用をいいます。 |
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この力が発揮できないと赤ちゃんの栄養をうまく作ることができません。 |
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昇清作用とは…… |
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吸収したものを胃から上の肺へ送る作用をいいますが、拡大解釈すれば臓腑器官が下がらないようにこれをつなぎとめるという事を意味しています。 |
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本来横になって(犬や猫のようによつん這いで)赤ちゃんをおなかの中で育てるべきなのに、立位で育てることで、内臓が全体に下垂してきます。
まだ人間の体は直立姿勢に進化していないようです。
ですから、それでなくても下垂しやすい内臓が、赤ちゃんがおなかに芽生えることで圧迫され、気持ち悪い状態が続きます。
脾経は下垂を引きげる仕事をしてくれるので、脾経を上手く刺激することでつわり等が楽になります。 |
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統血作用とは…… |
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血が脉外へもれずに、順調にめぐるようにする働きのことをいいます。 |
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妊娠中は東洋医学でいうところの「血」を消耗しやすいといった特徴があります。
ですから脾経の力をアップすることにより、妊娠中の母体と胎児の健康を守ることができます |
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