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鍼灸がお手伝いできること……鍼灸治療からの提案
   1逆子について 2当院の特色 3逆子ってどういう事? 4逆子の原因って? 
5どうして逆子はいけないの?
 6当院の治療法について 7逆子と経膣分娩 
8鍼灸がお手伝いできること
 9逆子にチョット良い話
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●古典の記載
類経図翼(1624年)、和漢三才図会(1712年)に至陰の灸が有効であるとの記載があります。現在でも胎児の位置異常に使われています。

ちなみにこの和漢三才図会ですが、これは江戸時代の百科事典。キリンやら虎やらも載ってます!ちなみに巻第十一・経絡の部「至陰」には「婦人が出産の際、胎児が手を先ず出すような事態となり、諸の符薬も効がないとき、右の小指尖に三壮灸すれば立ちどころに通常に出産する。」とあります。ここだけの話、これを応用して40週近くでここにお灸をすると、生まれやすくなります(^_-)-☆。なかなか出てこない場合、是非試してみたいツボです。逆に左は止める効果大!切迫に対して有効ですよ!


●子宮内の環境について。

   ⇒先ずは産婦人科で相談しましょう。


子宮筋腫や子宮の形(奇形)、胎盤の位置、狭い骨盤などの治療は
産婦人科でしっかり相談されるべきですね



●胎児が頭を置くべき子宮口が快適でない。

   ⇒鍼灸治療は子宮口を快適にします。


逆子には
至陰三陰交(三陰交は使い方と使う時期によっては堕胎のツボにもなります。ですから先ずはお灸を始める前に、妊婦を多く手がけている鍼灸師に相談するといいと思います)というツボを使った治療が知られています。当院ではそのほかに状況にあわせていろんなツボを選択しますが、至陰と三陰交に関してはほとんどの妊婦さんに効果があるので逆子と診断されればお灸を試してみたいですね。

効果があれば、その場で下腹部が温もり、胎児が動き出します。そうでなくても何度かやればお母さんが気持ちよさを感じてくれます。ココへのお灸は下腹部が温まり、胎児の頭が本来あるべき下腹部が胎児にとっても快適になるので、胎児が早めに頭を子宮口に移動させようとする確率が高くなるようです。

妊娠7ヶ月目までは胎児がよく動くため、たまたま検診時に頭が逆子の位置にあるということもありますが、8ヶ月〜9ヶ月では動かなくなるので、できれば7ヶ月目までに胎児を定位置におさめたいですね。
9ヶ月を過ぎると胎児が大きくなっているので子宮の中で回転するのが困難になり治療が難しいといわれています。


●子宮周りが緊張して胎児の動きが制限されている。

   ⇒鍼灸治療で子宮周りの緊張を取ります。


子宮周りの緊張はかなり取れます。過剰な緊張が緩和されると、胎児が動く空間が確保されますし、出産の時は、お母さんがいきみやすかったり、胎児が回転しやすかったりするので、安産の確率が高くなります。ですから鍼灸治療は俗に「安産灸」とも言われています。
また、お薬などに比べ副作用が無く安全でなのも嬉しいことですね。


●お母さんの呼吸が浅いため胎児が逆子の状態でも我慢できる。

   ⇒鍼灸治療で大きく息ができるようになります。


治療を続けるとお母さんの呼吸が深くなります。そうすると胎児は頭の近くを圧迫されて不快になるので、胎位を変えようとします。
これはお母さんが心がければ今すぐにでもできますので、ゆっくりと大きく呼吸をしてみてください。


●臍の緒が巻きついて身動きがとれないので、逆子の状態が続いている。

   ⇒鍼灸治療は絡まった部分を緩める作用があるので適応だと思います。


臍の緒が肩や首に巻きついている場合、鍼灸治療は絡まった部分を緩める作用があるので適応だと考えます。
この場合手技で動かすような事をすると危ないこともあるのでできるだけ自然な形で元に戻すようにしたいですね。
(臍の緒の問題がある場合、鍼灸治療+ハイハイで結果のでた方が続出!是非お伝えしたいところです)


なぜ骨盤位が鍼灸治療によって矯正されるのかされるのか、今のところ不明です。

治療中または治療後に下肢全体の皮膚温度が上昇するとの報告もあります。

循環改善作用が骨盤内血行動態にも影響を及ぼし、子宮・骨盤循環の変動をもたらし、子宮筋だけでなく腹腔内臓器全体の緊張状態の微妙な変化や胎動の亢進が胎児の回転を促進したのではないかと考えられています。

実際、治療中に身体が温まる感じがすると訴える妊婦さんは非常に多く、そう訴えた妊婦さんの多くが矯正がうまく行くように思います。また、施灸前より子宮緊張の自覚症状が軽減した訴える方も少なくありません。


上記「米国医師会雑誌」に報告されたCardiniらによる実験でもお灸を受けたグループは胎動が増加することを明らかになっています。


●回らなかった赤ちゃんを分析してみると…
やはり最大の因子は施灸開始時の妊娠週数です。妊娠週数が大きくなるにつれて矯正率は低下します。
分娩経験の有無から考えてみると、初産婦では過短臍帯と子宮の硬さが、経産婦で臍帯巻絡(さいたいけんらく…へその緒が赤ちゃんの首や体にからまってしまうもの)が多いようです。
羊水量の減少や胎盤の位置、筋腫のあるかたはその位置によっても赤ちゃんが回転しにくいみたいです。
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