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肩こりについて

Last Update : 08/1/24
肩こりに悩まされるタイプって???
 ・ 重い荷物が手放せない

 ・ 勤勉で努力家

 ・ 読書が大好き

 ・ 猫背で姿勢が悪い

 ・ やせすぎ・太りすぎ


日本人の約80%が肩こりで悩んでいるといわれています。とはいえ少しぐらいの違和感だと病院にいくこともありません。

どうしたらよいか分からない人のために肩こりについてチョット考えてみます。

肩こりを自覚していない人は結構多いようです。
他のトラブルで来院されても肩や首を触察すると、相当”こっている”場合があります。

                  しかし……本人は全く気づいていない……。

このような方は、肩こりの概念を知らないのでしょうね。

身体が肩こりに伴う痛みや不快さを訴えているのに、自覚できないため幸せといえば幸せかもしれません。
だけど、
大きな目で見れば不幸せかもしれません。

肩こりは身体の発する一種の警告反応です。

   
   例えば火災報知器のようなものを考えてください。


火災報知器は早く作動するから火災報知器の役目をします。これが壊れていれば、火事を消し止めることはできません。

肩こりもこれを感じないようであれば、身体の中でひそかに進行する病症を食い止めることができません。

通常の人が肩こりによって早く気がつくことでも、このような人は、とことん悪くなって倒れるまで分からないようです。
肩こりは日本人特有の現象かも……???

肩こりという概念は、他の国では一般的ではないといわれています。

例えばアメリカではスティッフネス(こわばり:stiffness)という言葉が肩こりに一番近い言葉でしょうか?とりあえず日本のように、「肩こり」という言葉が持つような共通認識は無いようです。

肩こりにもいろいろありますが原因によって治療法は異なります。
疲れ、不摂生、食べすぎ、歯が痛い、目の使いすぎ等、いろんな原因が考えられます。
肩こりを分類すると……
運動酷使型

肩こりは人間が立って歩くようになったための、いわば「宿命」のようなものです。

二本足で歩くようになったために、骨の形態、特に肩が変化しました。
そのおかげで脳と手が発達したのですが、同時に、筋肉や腱、じん帯などに負担をかけることになりました。

ですから、何もしなくても負担がかかるところに、重いものを持ったりスポーツで酷使するようなことがあると、どうしても肩への負担が大きくなります。

酷使した筋肉へは、鍼を直接当てることにより疲労回復が早くなります。
ストレス型

不安があったり、心配事があったり、気持ちが落ち込んだりすると神経が緊張し、首や肩の筋肉が収縮します。
それが持続すれば、どうしても慢性的に筋肉が固まってしまい、疲労が回復できません。
加えて血管が収縮し、筋肉がこわばってしまい慢性的な「肩こり」になってしまいます。

日本人に肩こりが多いのは、社会的に、また性格的にストレスが多いためとも言われています。

ストレスによる肩こりは頭痛や発熱と同じです。

身体の警告信号
ですから、そのままにしておくとストレス性の病気に移行する可能性が高いです。

がんばり屋さんが多いみたいですね。

このような方には、鍼灸でストレスコントロールをしたいものです。
運動不足型

ほとんどの肩こりは、運動不足や筋肉の疲労が、筋肉のこわばりとなって起こります。

何もしていないのに肩がこる……といって来院される方も結構いますが、
筋肉は本来、弾力性を保つため、適度な運動が必要です。

運動することによって筋肉の弛緩と緊張が繰り返され、血液の循環が良くなり、新鮮な酸素がまわってきます。


運動により、筋肉にたまった疲労物質(乳酸等の老廃物)を洗い流すことができます。

ストレッチや柔軟体操で筋肉をほぐし、深呼吸をして酸素を身体にたくさん取り入れましょう。
また身体がリラックスする時間も持ちたいですね。
内臓原因型

胸部に問題があれば大きく呼吸ができないため、肩甲骨の動きが悪くなり、肩がこります。

肋膜炎や肺結核当の病気も考えられます。

心臓、肝臓、十二指腸の病気、頚椎の異常、頭痛、歯痛、蓄膿症、扁桃炎、眼精疲労でも肩こりは起こります。
体型型

男性と女性を比べた場合、
姿勢を維持する筋肉が弱い…という意味では、女性の方が肩こりが起こりやすいですね。


女性の場合乳房が大きい人は、前かがみになりがちで、肩こりになりやすいです。
なで肩の人は筋肉の発達が十分でないために、筋肉の疲労から肩こりになりがちです。

肩の関節も下がり気味なので、腕を持ち上げるとき、筋肉に余計に負担がかかります。

肥満の人も肩こりになりがちです。
体重が重くなれば、背骨にかかる負担が大きくなるからです。逆にやせすぎの場合も肩がこるようです。
予防の基本
大切なのは予防です。

   よく食べ、よく眠り、よく運動をすること。

日常生活を楽しくエンジョイすることも大切ですね。
呼吸も大切です。

理想は笑うときの呼吸です。

横隔膜が大きく動いて自然に腹式呼吸になっているためです。
呼吸とストレッチを励行すれば自然と治る肩こりがほとんどです。
五十肩

文献によれば、五十肩は江戸時代の書物にも記載があり、「長命病」と呼ばれていました。
人生50年の時代では、老化現象として仕方がないと思われてきましたが、現在は平均寿命もグンと延び、人生80年、90年の時代です。

ところがデータをとると、やはり50歳の頃に出る人が多いです。

これは、顔にしわがよるように、生物としての人間のライフサイクルの節目に現れる現象なのかもしれません。

50歳になれば繁殖能力もぐんと低下します。

女性の場合は閉経します。

五十肩は関節の老化が表に現れたものだといわれています。

特に夜間痛がひどいのが特徴です。

痛みの峠を越えると、関節の硬縮が始まるので、痛いですが動かしていかないと固まったままになってしまいます。。
このような症状にも鍼灸治療はとてもよいですね。
最後に……

鍼灸により「血液を誘導して、うっ血を散らす」ことで治りを早くすることができます。

その他、肩こりがおきにくい身体作りのお手伝いもできるので、集中して仕事に専念できるようになります。


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