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本文へジャンプ 07/9/27 

鍼は痛いの??


鍼のイメージ

画像の上のほうが和鍼(日本でよく使う細~いはり)。下は中国鍼。
はっきりいってこの画像だけでは何が言いたいのか分かりませんネ。
とりあえず伝えたいのは中国の鍼はとっても痛いっていうこと…。
(中国鍼専門の先生ごめんなさいm(_ _m)ペコリ 。私も営業しなきゃいけないもんで……。)

私には中国鍼は全く合わないのですが……これじゃないと効かない人もいるから日本でも受け入れられているわけですね(詳しくは中国鍼専門の鍼灸師にお尋ねください)。

ココでは先っちょの尖った、皆さんが想像する「鍼」について

中国から伝わって来た鍼は日本人の繊細な体質に合うようにに改良されました。

…中国の人が繊細では無い!ということではありません。日本人はちょっと神経質なところがあり、太い鍼を受け入れなかったようです。おんなじ人間なのに大陸気質と島国根性の違いは鍼の違いにも現れています…


この日本で開発された鍼はあまりにも細いため、素人が皮膚に刺入しようと思っても"しなって"しまい、痛くなく刺すことは結構難しいです。

ところでハリの太さはよく使うもので直径0.12㎜~0.24㎜です。分かりにくいので同じ尖ったものと比較してみましょう。

 

調べてみると健康診断の採血時に使う注射針の太さは0.8㎜だそうです。計算してみると鍼灸の鍼は注射針の約4分の1ということになります。

 

私はほとんどの場合、0.16㎜の一番鍼か0.18㎜の二番鍼を使っています。

材質はいろいろありますが、私は金鍼、銀鍼、ステンレス鍼、コバルト鍼を症状や体質、使うツボによりいろいろ使い分けています。

鍼といってもいろんな形があります。


子ども用の先の丸っこい棒も、「鍼」という名前でひっくるめられます。

痛ければ効く…というものではありません

とはいうものの、生きている人間に鍼を刺すのですから、まったく痛くないということはありません。刺す場所によっても感じ方が違うのでそこら辺は鍼灸師の腕の見せ所です。

だいたい手足の先っちょ…つまり指先は刺し方によって痛く感じる場合があります。

だけどほとんどのところは「蚊が刺す程度」と考えてもらえれば結構だと思います。 

 

このハリをツボにそっと近づけます。

 

このとき皮膚に当たっただけで症状が改善される場合があります。ツボによって、その人によって必要なハリの深さがあるのですが、基本的には4㎜以上刺入すると効果が出ない場合が多いです。特に内科的な疾患や、急性の腰痛等の場合、治療すると深く刺すと悪くなるか、悪くはならないけれどよくもならない場合が多い感じがします。

 

 

私は臆病で、慎重に事をすすめるタイプなので、テレビなどにも出るような「痛いところをハリでぐりぐりと刺激する激しい鍼灸治療はできませ~ん。恐ろしくて考えただけでも背筋がぞくっとしてしまいます。

 

そういえば、先日友人にホームページの中の「はり」と「ハリ」、「鍼」、「針」の区別がついていないと指摘されてしまいました。漢字字典で調べてみると区別はないみたいだったので他の方に聞いてみると、東洋医学の世界では鍼は医療用・治療用のハリを表すようです。鍼はカネヘンに感じるという意味で「金属で強く刺激し病を封じる」という意味を含んでいるようです。

とすると、鍼治療は元々痛かったのかも…。

 

 

私の鍼は痛くない(はず)ですが、日本人の中にも”ぶっ太い鍼”をブスブス治療が好きで、そういった治療じゃないと効かない人も”ちゃん”といます。でもほとんどの鍼灸院は細い鍼を使っていると思います

 

まぁ…メディア的には派手な方が喜ばれるので「鍼灸は痛いもんだ!!」という悲しいレッテルが貼られることになってしまいましたが……本当はそうじゃないんです。

 

近年は、鍼について科学的に分析しようとする実験が多く行われています(詳しくはポリシーの中の「経絡治療を科学的に考えると……」読んでください)。副交感神経を優位にする鍼治療の事を書きました。 


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